ジェーン・カンピオン監督の不朽の名作!!
『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』
本作のために書き下ろした至極のピアノ・ソロ
本作を語る上で外せない美しい映像と共に
「楽しみを希う心」が印象的な本編映像を解禁!
この度、日本での公開から30年の時を経て
4Kデジタルリマスターとして蘇り、
2024年3月22日(金)より
TOHOシネマズ シャンテ他にて全国公開中!
加えて、今回の公開に合わせて行われたジェーン・カンピオン監督のインタビューから、マイケル・ナイマンについて語る貴重な回顧録を紹介!
映画音楽の巨匠、マイケル・ナイマンが書き下ろした旋律に乗せて―
名曲「楽しみを希う心」が響き渡る本編映像!
壮大な海を背景に、砂浜に佇む一台のピアノとエイダ母娘。そこに歩み寄る原住民との通訳をするべインズ。この印象的なシーンで流れるマイケル・ナイマン作曲「楽しみを希う心」は、本作のメインテーマ曲として大ヒット。物語の世界観を象徴する至極のピアノ・ソロと称され、映画ファンにとどまらず、多くの音楽好きの心をも鷲掴みにした。当時、発売されたサウンド・トラックは全世界で300万枚以上の売り上げを記録し、世界的な映画音楽の第一人者としての地位を確立した。
「楽しみを希う心」が響き渡る本編映像はこちら
ジェーン・カンピオン監督が語るマイケル・ナイマンの素顔とは!?
今回の公開を記念して行ったジェーン・カンピオン監督のインタビューでは、マイケル・ナイマンについてのエピソードを語ってもらった。
映画ファン以外にも幅広く愛されている「楽しみを希う心」。当時、マイケル・ナイマンへどのように楽曲をオーダーしたのか、初めて監督がこの曲を聞いた時どんな印象を持ったのか、との問いにジェーン・カンピオン監督はマイケル・ナイマンの人柄も交え、気さくに語ってくれた。
「マイケル・ナイマンは本当に天才なんです。楽しむことが大好きで、家族のことが大好き。お買い物が大好きで、食べたりすることが大好き。ドラマシリーズ、昼メロみたいなものを見たりすることも大好きで(笑)、非常に高尚な趣味と、庶民的な趣味を両方持っている人なんです」と意外な素顔を明かしてくれた。「仕事をする前にマイケルと私はすぐに打ち解け合い、彼はオーストラリアに来てくれたんですが、映画の話をしたのは彼が故郷に帰る30分前くらいだけだったんです(笑)。作曲に関しての大きな部分は彼が本国に戻ってからのやり取りでなされました。私は音楽については詳しくはないのですが、こういうものが欲しい、こういうものを夢見ているということは伝えました。マイケルは脚本を読んだ上で、既に自分の中にアイデアがあったようで、古いスコットランドの曲を基にしてメロディーを作りたいと言っていました。色々な曲をみつけて、彼がそれをベースにして曲を作り、私に送ってくれました。そして電話で『私はこういうふうに感じました。身体がこういうふうに反応しました』という話をしたんです。彼はそれを喜んで聞いてくれました。私は音楽についてはまったく無知なのですが、音楽を聴くことはできるし、自分がそれを聴いてどんな感じがしたかということを語ることはできたんですね。ただ、そういうやり取りは、私が無知な赤ん坊のような存在なので、赤ん坊と天才が話をしているような感じでした(笑)。それでも、お互いが尊敬し合って仕事ができたことは、とてもうれしく思いました」
ジェーン・カンピオン監督は、終始マイケル・ナイマンを讃えながら過去を懐かしむように語ってくれた。
『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』
【ストーリー】
19世紀半ば、ニュージーランドの孤島。エイダは父親の決めた相手と結婚するために、娘のフロラと1台のピアノと共に スコットランドからやって来る。「6 歳で話すことをやめた」エイダにとって、ピアノは声の代わりだった。
ところが、夫になるスチュアートはピアノを重すぎると海辺に置き去りにし、先住民との通訳を務めるベインズの土地と交換してしまう。
エイダに惹かれたベインズは、ピアノ 1 回のレッスンにつき鍵盤を 1 つ返すと提案する。渋々受け入れるエイダだ ったが、レッスンを重ねるうちに彼女も思わぬ感情を抱き始める――
監督・脚本:ジェーン・カンピオン
音楽:マイケル・ナイマン
出演:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル(『アイリッシュマン』)、サム・ニール(『ジュラシック・パーク/ワ ールド』シリーズ)、アンナ・パキン(『X-MEN』シリーズ)
提供:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
原題:THE PIANO/1993年/オーストラリア・ニュージーランド・フランス/英語/121分/カラー/アメリカン・ビスタ /5.1ch/字幕翻訳:戸田奈津子/R15+
©1992 Jan Chapman Productions and CIBY 2000
公式X:@piano_lesson4k
公式サイト:www.culture-pub.jp/piano/
関連リンク
公式HPはこちら本予告編はこちら