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『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』 女性がありのままの生き方を見つける映画4選!

#映画・公開情報

3月8日は女性の社会的地位についてジェンダー平等を尊重する「国際女性デー」!
 

ジェーン・カンピオンに続き、
次世代を担う監督作品をピックアップ!
ありのままの自分を肯定し
「私」らしい生き方を探す旅へ――
名作映画4選の中へ出かけてみては?
 
3月8日は国連が制定している「国際女性デー」。
女性の権利を守りジェンダー平等の実現を目指すため、
1975年に国連により定められ、
男女ともに考えアクションする日です。
この度、本作のテーマにも相まった「女性が本当の自分を見つける」名作映画4作品をご紹介!
  

『ピアノ・レッスン 4K デジタルリマスター』
3月22日(金)、TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー

監督・脚本:ジェーン・カンピオン
出演:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル、サム・ニール、アンナ・パキンほか

世界屈指の女性監督ジェーン・カンピオン。19世紀半ばのニュージーランドの孤島を舞台に、「私」らしい生き方と幸せを探すエイダを描く本作は、第46回カンヌ国際映画祭で錚々たる巨匠&奇才の新作が競い合う中、女性監督で初のパルム・ドールを受賞した。また本作では第66回アカデミー賞®脚本賞を受賞した後、2021年には『パワー・オブ・ザ・ドック』でアカデミー賞®史上初となる<2度の監督賞にノミネートされた女性監督>として見事受賞。世界的に注目される女性監督が少なかった時代から現在に至るまで第一線で活躍を続けるパイオニア的な存在として後進の女性監督に影響を与え続けている。
 

『燃ゆる女の肖像』

日本公開:2020年12月
監督・脚本:セリーヌ・シアマ
出演:ノエミ・メルラン、アデル・エネル、ルアナ・バイラミほか

18世紀フランスを舞台に、望まぬ結婚を控える貴族の娘と彼女の肖像を描く女性画家の鮮烈な恋を描き、第72回カンヌ国際映画祭ほか世界各国の映画賞を席巻したラブストーリー。本作でセリーヌ・シアマは同映画祭の脚本賞とクィア・パルム賞(女性監督では初)を受賞し、新たに映画史を塗り替える快挙を成し遂げた。全映画業界で変革が叫ばれているジェンダーギャップ問題にも一石を投じ、最上級の結果をもたらした傑作。冒頭の海辺でのシーンでは、『ピアノ・レッスン』のオマージュを想起させ、ジェーン・カンピオンへのリスペクトと受け止めた論客も少なくなかったが、実際にシアマは自身の「10本の偉大な映画」の1本として『ピアノ・レッスン』を挙げている。

 
 

『バービー』

日本公開:2023年8月
監督:グレタ・ガーウィグ
脚本:グレタ・ガーウィグ、ノア・バームバック
出演:マーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリングほか

世界中で愛され続けるアメリカのファッションドール「バービー」を、マーゴット・ロビー&ライアン・ゴズリングの共演で実写映画化。どんな自分にでもなれる、完璧で<夢>のような毎日が続くドールの世界“バービーランド”。反して現実世界で蔓延る男尊女卑の価値観や、数々の理不尽をユーモア溢れる切り口で盛り込んでいる。メガホンを取ったのは、本作で単独女性監督作品として史上No.1の興行成績を達成したグレタ・ガーウィグ。第96回アカデミー賞®では作品賞、助演男優賞、助演女優賞、歌曲賞(2曲)など7部門8ノミネートを果たした。なお、グレタ・ガーウィグは本年度のカンヌ国際映画祭コンペティション部門の審査員長を務めることが決定しており、女性監督としては2014年のジェーン・カンピオンに続き2人目の大役となる。
 
 

『プロミシング・ヤング・ウーマン』

日本公開:2021年7月
監督・脚本:エメラルド・フェネル
出演:キャリー・マリガン、ボー・バーナムほか

女性蔑視の男に制裁を加え続けている女が、ある同級生の男と再会したことで巻き起こす、愛と復讐劇をブラックユーモアたっぷりに描く異色のサスペンスドラマ。女優出身で本作が長編初監督を務めたエメラルド・フェネル、キャリー・マリガンが主演、製作にマーゴット・ロビーが名を連ねるといった女性映画人が大活躍の話題作。女性監督による女性目線の復讐劇、一風変わった痛快スリラーで世界中に性暴力問題を提唱し、至極のエンターテインメント作品に仕上げた。第93回アカデミー賞®で作品賞、監督賞、主演女優賞など5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞した。勧善懲悪、気分爽快を味わいたいならこの一本!

「国際女性デー」のこのタイミングで「女性が本当の自分を見つける」名作映画と合わせて
『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』をこの機会に、ぜひ劇場でご堪能ください。
 
 
▽作品情報
『ピアノ・レッスン 4Kデジタルリマスター』


【ストーリー】
19世紀半ば、ニュージーランドの孤島。エイダは父親の決めた相手と結婚するために、娘のフロラと1台のピアノと共に スコットランドからやって来る。「6 歳で話すことをやめた」エイダにとって、ピアノは声の代わりだった。
ところが、夫になるスチュアートはピアノを重すぎると海辺に置き去りにし、先住民との通訳を務めるベインズの土地と交換してしまう。
エイダに惹かれたベインズは、ピアノ 1 回のレッスンにつき鍵盤を 1 つ返すと提案する。渋々受け入れるエイダだ ったが、レッスンを重ねるうちに彼女も思わぬ感情を抱き始める――

監督・脚本:ジェーン・カンピオン
音楽:マイケル・ナイマン
出演:ホリー・ハンター、ハーヴェイ・カイテル(『アイリッシュマン』)、サム・ニール(『ジュラシック・パーク/ワ ールド』シリーズ)、アンナ・パキン(『X-MEN』シリーズ)
提供:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
原題:THE PIANO/1993年/オーストラリア・ニュージーランド・フランス/英語/121分/カラー/アメリカン・ビスタ /5.1ch/字幕翻訳:戸田奈津子/R15+
©1992 Jan Chapman Productions and CIBY 2000

公式X:@piano_lesson4k
公式サイト:www.culture-pub.jp/piano/
公式HPはこちら
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